2007年06月14日

巻きスカートが活躍する場所

「巻きスカート」は、立ったままの姿勢で着脱できるので、その利点を生かすことができます。
バレエや演劇、アイドル歌手のコンサートのときなど、舞台袖で短時間のうちに衣装を変えなければならないことがあります。そういうとき、巻きスカートのようなつくりは大変便利です。

 その昔、男性のアイドル歌手・Aさんのコンサートに行ったことがあります。私がプロの歌手コンサートに行ったのは、後にも先にもそのときだけでした。その舞台は二部構成で、間に10分ほどの休憩がありましたが、全部で2時間あまりのステージはAさんのワンマンショーでした。

 コンサートは二部構成ですから、ステージの前半と後半の間は貴重な休憩時間です。舞台の設定はもちろん、衣装をがらっと変えることができます。
後半の幕が上がりライトアップされたAさんは、エネルギッシュなイメージから一転。なんと! タキシード姿でヨーロッパ調のイスに腰掛けていました。

Aさんは、それ以外にもステージが暗転した一瞬の時間に、舞台の上であっと驚くような変身ぶりを見せてくれたのです。
そのとき私の視界に入ったのは、Aさんが脱ぎ捨てた衣装でした。スポットライトが当たらない舞台の奥に、彼がさっきまで着ていたジャケットとズボンが無造作に置かれていました。

私は、わりと舞台の近くにいましたので、Aさんのズボンの脇側に、上から下までファスナーが入っていたことが気になっていました。Aさんが着用していた衣装はテレビで観たものと同じデザインでした。しかし、一瞬で脱げるようにステージ用にアレンジされていたのだと、あとで納得できました。

コーラスで黒のロングスカートを着用するグループもいます。私が所属していたグループもそうでした。ほとんどの人は「ギャザースカート」でしたが、「巻きスカート」仕立てにしていた人もいました。舞台の上に立ったままの状態、しかも後列だと客席からはわからないからです。「巻きスカート」が活躍できる場所がここにもありました。
posted by 巻きスカート at 22:23 | TrackBack(0) | 巻きスカート
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/4620068

この記事へのトラックバック